リンカ
リンカ (linker)
コンパイラによって変換されたオブジェクトコードに必要なライブラリなどを付け加えて
実行可能ファイルを生成するプログラムのことです。
最近はコンパイラにその機能が統合されていることが多いです。
C言語などの高級言語では、プログラマの書いたソースコードをコンパイラで機械語の集合である
オブジェクトコードに変換しますが、単に変換しただけではコンピュータ上で実行できる形にはなりません。
リンカはオブジェクトファイルを解析して、参照している他のオブジェクトファイルやライブラリなどを探し出し、
必要なものを結合して実行形式のファイルを作成します。その際、一つのファイルにすべてを結合する方式を静的リンク、
実行時に必要に応じて外部のファイルをメモリ上に呼び出す方式を動的リンクといいます。
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