インターネット(Internet)

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通信プロトコルTCP/IPを用いて全世界のネットワークを相互に接続した巨大なコンピュータネットワーク。
 
その起源は米国防総省の高等研究計画局(ARPA)が始めた分散型コンピュータネットワークの研究プロジェクトであるARPAnetであるといわれている。1986年に、ARPAnetで培った技術を元に学術機関を結ぶネットワークNSFnetが構築された。これが1990年代中頃から次第に商用利用されるようになり、現在のインターネットになった。
 
学術ネットワークの頃は主に電子メールやNetNewsが利用されていたが、ハイパーリンク機能を備えたマルチメディアドキュメントシステムWWWが登場すると、ビジネスでの利用や家庭からの利用が爆発的に増大し、世界規模の情報通信インフラとしての地位を得るに至った。
 
インターネットは全体を統括するコンピュータの存在しない分散型のネットワークであり、全世界に無数に散らばったサーバコンピュータが相互に接続され、少しずつサービスを提供することで成り立っている。
 
インターネット上で提供されるサービスやアプリケーション(WWWやFTP、電子メールなどの基本的なものからクレジット決済などの高度なものまで)は、そのほとんどがTCP/IPという機種に依存しない標準化されたプロトコルを利用しており、インターネット上では機種の違いを超えて様々なコンピュータが通信を行うことができる。
 
インターネットに参加するためには、インターネットに既に参加しているネットワークに専用回線で接続する必要がある。一般家庭などから接続する場合は、公衆回線(電話回線やISDN回線・ADSL回線など)からの通信を受け付けてインターネットに接続してくれるインターネットサービスプロバイダと呼ばれる業者と契約する必要がある。
 
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インターネットカフェ

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インターネットに接続できるパソコンがあるカフェです。

欧米ではサイバーカフェと言われ、日本では、ネットカフェ、ネカフェ、ネット喫茶とバラエティ豊かです。
飲食をしながら、インターネットに接続してWevサイトを閲覧したり、電子メールの送受信、オンラインゲームなどできます。

自宅にパソコンを所有しない(あるいは故障中などで使用できない場合)、
ネットに常時接続環境を導入していない、旅行中や外出中の人々が気軽にネット環境が利用でき、
オンラインゲーム対応パソコンの導入により従来の漫画喫茶のマンガ単行本・雑誌と並ぶ集客のコンテンツとして人気が定着、
新規ビジネスとして漫画とインターネットを複合化させたインターネットカフェのチェーン展開が多くの企業で展開されました。
消費者ニーズの高まりを受けて大都市を中心に出店から地方都市への出店が加速し、
インターネットカフェは一般的に認知された存在となりました。

長時間滞在する場合にはパック料金が適用されて割安となる店舗が多く、
飲食料金とは別に利用時間に応じた使用料を必要とするタイプが一般的です。
漫画喫茶などと複合化された店舗や、深夜サービスを行っている店舗も多いです。
主な利用者は若い男女や壮年男性など、仕事や娯楽、趣味でインターネットを利用するほか、待ち合わせや時間つぶしにも使われます。

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