文字コード

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文字コード (character code)
 
文字コードとは、文字や記号をコンピュータで認識するために、文字や記号一つ一つに
割り当てられた固有の数字のことです。
 
欧米などで使われる英数字の文字コードは1バイトで表現されますが、これでは256文字しか表現できず、
日本語の漢字などは収録できないため、日本や韓国、中国などではそれぞれ独自に2バイト(最大65536文字)の
コード体系を定めて、それぞれ自国内で使用しています。
 
1バイトの文字コードとしてはASCIIが世界標準となっていますが、
一部の大型コンピュータではIBM社のEBCDICを使うものもあります。
 
日本語の文字コードは、JIS(日本工業規格)で標準化されたJISコードの他、
主にUNIXなどで使われるEUC、WindowsMac OSなどで使われるShiftJISの3種類が利用されています。
 
最近では、世界のほとんどの主要な言語をサポートした2バイトの統一文字コード体系である
Unicodeの規格化が進み、一部で利用が始まっています。
 
Unicodeはこれまで各国でばらばらに制定されてきた文字コードを統一するものとして期待されていますが、
普段アルファベットしか使わない欧米の情報技術関連企業を中心に規格化が進んだこともあり、
数多くの文字を抱えるアジアの国々からは批判されています。
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モジュール

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モジュール (module)
 
モジュールとは、機能単位、交換可能な構成部分という意味の英単語で、
システムへの接合部(インターフェース)が規格化・標準化されていて、
容易に追加や削除ができ、ひとまとまりの機能を持った部品のことです。
 
パソコンのマザーボードなどは主要な部品がモジュール化されており、
後から最新の部品に交換して全体を買い換えなくても性能を向上させられる
ようになっています。

最近のソフトウェアやプログラミング言語は、あらかじめモジュールを
組み込めるようなインターフェースを用意しておき、ユーザーが自由に
追加機能を開発して公開したり、全体を入れ替えることなく機能を
強化するのに利用しているものが多いです。

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文字化け

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文字化け
 
 
文字化けとは、テキストファイルをインターネット経由で送受信するとまれに発生する
ひらがなや漢字など(いわゆる全角文字)が意味不明な記号に置き換わって
表示されてしまう現象のことです。
 
原因によってはアルファベットや数字などの半角文字が化けることもあります。
 
文字化けの主な原因としては、以下のようなものが挙げられます。
 
・本来の文字コードと違う文字コードで読みこんでしまった
・転送経路の途中で情報が欠けてしまった
・機種依存文字を使っている
・正しく表示するために必要なフォントがない
 
 
「違う文字コードで読み込んでしまう」タイプの文字化けは、主にHTMLで書かれた
Webページを読み込む際に発生するもので、Webブラウザがページの文字コードを
勘違いしたり、Webページに誤った文字コード宣言が埋め込まれているのが原因になります。
 
このタイプの文字化けは、データ自体は完全な形で受信できているため、
正しい文字コードを手動で指定すれば読めるようになります。
 
 
「途中で情報が欠落してしまう」タイプの文字化けは、主にメールを受信する際に起こります。
文字コード違いの場合と異なり、この文字化けはデータが一部失われてしまっているため、
文字化けした文書を正しく読める形に直すのは難しいです。
 
ただ、設定を正しく行えばこのタイプの文字化けは回避できることが多く、
送信者に設定を確認してもらった上で再送信してもらうと良いです。
 
 
「機種依存文字による文字化け」は、受信する方のコンピュータではどのような手段をとっても表示
できないため、送信者に機種依存文字を別の文字に置き換えて再送信してもらうしか解決方法はありません。
機種依存文字以外は普通に表示されるので判読に支障が無い場合もあります。
 
 
以上の3パターンは主に送信者が原因で発生する文字化けになりますが、「必要なフォントがない」パターンの
文字化けは、データも文字コードも正しく認識できているものの、単純に表示用のフォントがコンピュータ上になく、
表示のしようがないのが原因になります。
 
このタイプの文字化けは、例えば韓国語のWebページを日本語版のWebブラウザやOSで見たときに発生し、
見たいページの言語に合わせたフォントをインストールすれば正しく読めるようになります。
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