WEB2.0
2004年頃から登場し始めた新しい発想に基づくWeb関連の技術や、
Webサイト・サービスなどの総称のことです。
「2.0」という表現はソフトウェアの大幅なバージョンアップをなぞらえたもので、
1990年代半ば頃から普及・発展してきた従来型
WWWの延長ではない質的な
変化が起きているという認識を込めたものです。
特定の技術やコンセプトがWeb 2.0な訳ではなく「次世代のWeb」を漠然と
総称する言葉であるため、明確な定義は無く使う人によって認識も異なりますが、
多くの人が合意するいくつかの有力な概念が含まれています。
その最も大きな特徴の一つは、Web 2.0ではコンピュータにおける
OSのように
機能が製作者の手を離れて組み合わされたり加工されたりするという点です。
従来のWebは製作者が作った状態で完結しており、利用者は単にそれを
利用するだけの関係であったが、Web 2.0ではWebサイトの持つ情報や機能を
外部のサイトやソフトウェアなどから参照したり呼び出したりすることができ、
利用者や他の事業者が
ソフトウェアやWebサービスを組み合わせて新たな
コンテンツやツールを作成できるようになります。
また、多くのユーザが参加して情報を出し合うことで、その蓄積が全体として
巨大な「集合知」を形成するという点もWeb 2.0では重要とされます。
例えば、
ブログは多くの執筆者が議論を重ねていく過程が全体として広がりと
深みのある情報の集積となっていきますし、ソーシャルブックマークは参加者が
URLに特徴や分野を表す短いフレーズであるタグを自由に付けていき、それを
合成することによって万人にとって有用な分類を行うことを試みます。
他にも、開発途上のベータ版の状態でサービスを公開し、ユーザの意見を
聞きながら洗練させてゆく開発手法や、
SNSなどに見られるようなユーザー数が
増えると急速に価値が高まっていく「ネットワーク効果」の概念、ブログの更新情報の
整備や普及、Ajaxのようなページ遷移を伴わないWebアプリケーションの
インターフェースなど、多くの「Web 2.0的」なアイデアが提出されています。
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