クアッドコア

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クアッドコア
 
クアッドコアとは、1つのパッケージに4つのプロセッサコアを集積した
マイクロプロセッサのことです。
 
複数のコアを集積したプロセッサをマルチコアプロセッサと呼び、
クアッドコアはコア2つのデュアルコアプロセッサの集積度を
さらに向上させた製品群になります。
 
4つのプロセッサコアは基本的に独立しているため、それぞれの
プロセッサコアは他のプロセッサコアに影響されることなく動作できます。
1台のコンピュータにマイクロプロセッサを4つ搭載するのとほとんど同じで、
単に複数のプロセッサコアで処理を分担し、その分だけ性能が上がるという理屈です。
 
クアッドコアの構成には、単体のプロセッサコアを4つ集積する方式と、
デュアルコアプロセッサを2つ集積する方式があります。
AMD社のクアッドコアOpteronやPhenomは前者のアプローチを、Intel社の
XeonシリーズやCore 2 Extremeシリーズのクアッドコアモデルは後者の
アプローチを採用しています。
 
また、キャッシュメモリなど周辺の機能の一部は、それぞれに完全に
分離するわけではなく共有される場合が多いです。
キャッシュを共有すると1つのプロセッサコアが読み込んだデータを別の
プロセッサコアが流用できるなど、性能面でのメリットもあります。
 
一方、クアッドコアのデメリットとして、1個のプロセッサ製品にほぼフルセットの
プロセッサコアを4個(またはデュアルコアプロセッサコアを2個)詰め込むという性質上、
どうしてもプロセッサのサイズは大きくなり、製造コストは高くつきます。
 
クアッドコアはOSからは複数のマイクロプロセッサ(マルチプロセッサ)として扱われ、
動作感もマルチプロセッサ構成とほとんど変わらないため、ユーザーやプログラマは
クアッドコア上での動作を特に意識する必要はありません。
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クリスマス

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クリスマス
 
クリスマスは、イエス・キリストの降誕(誕生)を祝う祭(降誕を記念する日)。
 
12月25日に祝われますが、正教会のうちユリウス暦を使用するものは、
グレゴリオ暦の1月7日に該当する日にクリスマスを祝います。
 
キリスト教に先立つユダヤ教の暦、ローマ帝国の暦、およびこれらを
引き継いだ教会暦では日没を一日の境目としているので、クリスマス・イヴと
呼ばれる12月24日夕刻から朝までも、教会暦上はクリスマスと同じ日に数えられます。
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クロック周波数

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クロック周波数 (clock frequency)
 
コンピュータ内部の各回路間で処理の同期を取るためのテンポのこと。
「動作周波数」とか、単に「クロック」などと呼ばれることがあります。
 
同じパーツ構成のコンピュータ同士ならこの値が高い程処理能力が高いですが、
各部品にはそれぞれ動作周波数の上限があり、むやみに上げられるものではありません。
 
最近のコンピュータでは、CPUのクロック周波数を、マザーボードRAMなど周辺の
回路よりも高めて使うのが普通になっており、その場合、CPUのクロック周波数を
「内部クロック」、周辺回路のクロック周波数を「外部クロック」「FSB」「バスクロック」
「システムクロック」などと呼びます。
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クラウドコンピューティング

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クラウドコンピューティング (cloud computing)
 
従来は手元のコンピュータで管理・利用していたようなソフトウェアやデータなどを、
インターネットなどのネットワークを通じてサービスの形で必要に応じて利用する方式のことです。
 
IT業界ではシステム構成図でネットワークの向こう側を雲(cloud:クラウド)のマークで表す慣習が
あることから、このように呼ばれます。
 
サービスの提供者は大規模なデータセンターなどに多数のサーバを用意し、遠隔からネットを
通じてソフトウェアやデータ保管領域を利用できるようなシステムを構築します。
 
サービスの利用者はユーザー登録を済ませるとすぐにソフトウェアなどを利用することができ、
作成したデータの保存・管理などもサーバ上で済ませることができます。
利用者は、ソフトウェアの購入やインストール、最新版への更新、作成したファイルのバックアップなどの
作業から解放され、必要なときに必要なだけソフトを利用することができるようになります。
無償で利用できる場合もあるが、一般的には利用期間や利用実績などに応じた料金を支払います。
 
クラウドコンピューティングで提供されるのは、個人の利用するオフィスソフトやメールソフト、
オンラインストレージなどから、企業の業務システムやデータベースまで多岐に渡ります。
大企業などが自社ネットワーク上で社員などが利用するためのクラウドコンピューティングシステムを
構築する場合もあり、「プライベートクラウド」と呼ばれます。
インターネットから誰でも利用できるようなサービスは「パブリッククラウド」といいます。
 
クラウドコンピューティングはASPサービスやユーティリティコンピューティング、グリッドコンピューティング、
SaaS/PaaSなどとほぼ同様の概念だが、これらを包含したより包括的な概念で、何らかの
コンピューティング資源(ソフトウェア、ハードウェア、処理性能、記憶領域、ファイル、データなど)をネットワークを
通じて利用する形態の総称として用いられることが多いです。
明確な定義や構成要件が定められているわけでもないため、使う人や場面によって微妙に意味が
異なる場合があり注意が必要です。
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クラスタ

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クラスタ (cluster)
 
房、塊、群れ、集団などの意味を持つ英単語で、
同種のものがたくさん密集している様子を表します。
 
記憶装置の分野で、ハードディスクなどの円盤(ディスク)状の記録媒体を
OSが管理する際の最小の単位をクラスタということがあります。
 
ディスク状の記憶媒体は、木の年輪のように同心円状の「トラック」に分割され、
これをさらに放射状に等分した「セクタ」に分割されます。
 
OSが媒体を管理する場合は、セクタ単位では小さすぎる(管理に必要な容量が多すぎる)ため、
複数のセクタをまとめたクラスタ単位で管理することが多いです。
1クラスタを何セクタとするかは媒体やOSの種類によって様々です。
 
企業の情報システムなどで、複数のコンピュータを連結し、利用者や他のコンピュータに対して
全体で1台のコンピュータであるかのように振舞うシステムをクラスタ(コンピュータクラスタ)といいます。
また、そのようにコンピュータを束ねることを「クラスタリング」(clustering、クラスタ化)といいます。
 
クラスタ化されたコンピュータ群はまとめて1台のコンピュータを扱うように
管理・運用することができ、1台が障害などで停止してもシステム全体が止まることはなく、
処理を続行したまま修理や交換が行えるのが特徴です。
 
SNSやミニブログなどソーシャルメディアで、似たような属性(所属や趣味、政治信条など)や
共通点を持ったユーザ同士が相互につながって集まったものをクラスタということもあります。
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クリック

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クリックとは、マウスのボタンを押して離すことです。

クリックの途中でボタンを押したままの状態は、まだクリックではなく、ボタンを離して初めてクリックされたと認識されます。
ボタンを押してから離すまでの間に、マウスを移動する場合はドラッグと呼ばれます。
Windowsなどでは、単純に「クリック」という場合はマウス上部左側のボタンを指すことがほとんどで、
それ以外のボタンを指す場合は、「右クリック」のようにボタンの位置をあわせて示します。

ダブルクリックという高等技術もあります。

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